『なかった命』

琥珀のことだったんですね、やっぱり。
いや～、それにしても奈落ってえげつない、というか、大人げないというか。
１１歳の少年に対して、そこまで辛辣なこといえるか、と思っちゃいました。
（かといって思いやりの心をみせられたら、それはそれで・・・ですが・笑）

対する琥珀くん、もう少年のレベルじゃない。
犬夜叉の登場人物の中で、もしかしたら彼が一番強い子かもしれない。
（何だかんだ言っても、兄はお坊ちゃま育ちですし・・・笑）
犬君や弥勒さまも辛い経験はしてるけど、それでも仲間がいるし。
琥珀くんの場合は、ひとりで戦ってきたんですもの、そりゃ強くもなりますわ・・・。
で、かごめの矢で奈落を刺そうとしたところで、次週へですが、
そう簡単に奈落もやられるわけがないと思うので、どういう展開になるのでしょうね。

今週兄は、回想シーンのみでしたが、
今年の活躍をみていると、毎週出るのが当たり前になってたところがあって、
「えっ、これだけ？」　なんてわがままなファン心理です（笑）。
きっと今頃はりんちゃんのもとに駆けつけて、真っ青になっていることでしょうね。

拍手御礼＆レスです。

『解放』

兄、見参。やっと来てくれたあ～。
ラスト１ページに風格漂わせ登場したからには、もう肩透かしはやめてね。

さて今週。
なんとか自力で覚醒した琥珀くんですが、今度は自分の身を挺してまで四魂の玉を守ろうとします。
どこまでも強い精神力。とても11歳の少年とは思えませんが、こうならざるを得なかった過酷な運命が悲哀すぎます。
犬君が冥道残月破を放ったときは、申し訳ないけど、
（おい・・・これで敵が冥界に行っちゃったら兄は・・・？）　とふと思っちゃったりして。
え・・っと、曲霊や奈落を倒すことを願ってはいるのですが、兄ファンとしてはちょっと待てと・・・（笑）。

とにかく敵もそう簡単には葬られず、敵の勝利宣言直前に、やっと兄が登場して。
来週、兄はどうのように戦ってくれるのでしょうか。
（それにしても来週がセンターカラーだったらよかったのに、と思っちゃたりもしました）

今週は感想らしい感想じゃないけど、琥珀くんのいじらしさ、強さ （あとラスト１ページね） がものすごく印象に残った回でした。

拍手御礼です。

『目覚め』

え・・・っと、兄は？　珊瑚ちゃんの方が曲霊に追いつくのが全然早いんですが・・・。

感想。
珊瑚ちゃんと琥珀くん、ただただ切ないね。辛すぎだよ、と思いました。
この姉弟の場合、自分たちの意志の関係ないところで、他人に翻弄されて。

琥珀くんは意識のないところで悪夢が渦巻いてるようです。
犬君たちは琥珀くんを正気にさせたい反面、正気になったときの琥珀くんを思うと、一瞬躊躇します。
自分の意志でやったわけじゃないけど、実際に手を下したのは自分だし、やっぱり琥珀くんとしては罪の意識に苛まされますよね・・・。わずか１１歳の少年ですよ。退治屋として普通の少年よりは試練も修羅場も乗り越えてきたとはいえ、心が壊れるかもしれない。

だけど　「目覚めろ！」　と珊瑚ちゃんは言います。
強いなあ、珊瑚ちゃんって。たとえどんな状態になっても、珊瑚ちゃんは琥珀くんのことを丸ごと引き受ける覚悟なんでしょうね。
でも、今珊瑚ちゃんを支えてるのは琥珀くんであり、弥勒さま。すごいギリギリの状態だと思う。万が一、このふたりの何かあったら珊瑚ちゃんの精神が崩壊しそうで怖いな・・・。

それでも曲霊に身体を支配されながらも、珊瑚ちゃんの心の叫びに応えようとする琥珀くん。
この姉弟の強い絆はきっと曲霊＆奈落にうち勝つと思います。いえ、勝って欲しいです。

・・・が、そうしたら兄って一体・・・。

曲霊＆奈落は　”ちっ、今回は失敗だったか”　とか言って逃げるのかしら。
ということは、今回兄はまったくの・・・ですね・・・。
もしかして犬君が黒い鉄砕牙使っちゃたりして。
こんなんでいいの？　とちょっと思ったりして・・・。

拍手御礼です。

『珊瑚の願い』

たとえ数ページでも兄上が登場すれば　「きゃ～、兄上」　となるところですが、
今週はミロサンがあまりにも切なくて・・・。
弥勒さまの風穴がひゅうひゅうと不気味な音を立てていて、どうしても弥勒さまの父の最期の場面がフラッシュバックしてしまいます。
珊瑚ちゃんが切なげにキスするんだけど、いつものお約束、弥勒さまのお尻なでなでがないのが、事態の深刻さを物語っています。やっぱ、お尻なでなでしての弥勒さまですから・・・（生きてさえくれたら、なんぼでもさわらせましょう、てなものです）
ましてや弥勒さまは私の中では兄上の心情を語る、大事な語り部ですし。
（ってお茶らけてる場合じゃない；；）

琥珀くんだけでも十分苦しんでいるのに、その上弥勒さままでってなったら、珊瑚ちゃん辛すぎです。
兄は爆砕牙で、何千の雑魚どもを瞬殺してましたが、（鉄砕牙よりすごいじゃん）　そんなの何千、何万倒しても意味なあ～い。白夜になんてかまってないで、早く曲霊追おうよ。

兄の行動が全部裏目にでるなんて悲しすぎ。
もう今年は何回言ったかしら、”頑張れ・・・”　って。
今回兄が曲霊を倒しても一気に問題が解決するわけじゃないけど、たとえ一時的にしろ、弥勒さまも珊瑚ちゃんもかごめちゃんも助かるのよ。兄のプライドも大事だろうけど、それだけじゃない、もっと大きな意味があるんだよ～。
だから、やっぱり頑張って、兄上。りんちゃんも大変なことになってるんだよ～。

拍手御礼です。

『憑依』

気づくの遅すぎだよ、兄・・・。先週　”ヒーローは遅れてやってくる”　なんて書いたけど、全然間に合わないし・・・。手ぬぐいひらひら作戦もどきに引っかかったのは仕方ないにしても、天生牙で斬れなかった時点で気づいて欲しかったな。犬君のほうが全然早いし。

私の二次創作では、兄は一見何も考えてないようで、実はしっかりと考えてるお利口さんに設定してるんだけど、これじゃやっぱり・・・（笑）

それは置いておいて。
先週、曲霊が琥珀くんのところに来たときちらっと思ったんだけど、そうだよなあ、そもそも曲霊が狙ってるのは兄でも弟でもなく、最後の欠片なんだよなあ、てことは必ず琥珀くんの所に来るから、何もわざわざ追いかけなくても待ってれば向こうから来るのに、と。

でもね、兄もそう思ってたとしても、琥珀くんを　”おとり”　にするようなことは嫌だから、琥珀くんに危害が及ぶ前に何とか曲霊を、と思って追いかけたんだ、と信じていたんです。でも何か違うような。兄贔屓のあまりの買いかぶりすぎ？

そして弥勒さま。もう満身創痍です。兄も好きだけど、弥勒さまも好きだし、もちろん他の犬一行もそれなりに好きですから、もう彼らのうちだれかひとりでも欠けるのはイヤです。

その上りんちゃんまで。多分大丈夫かとは思いますが、ここでりんちゃんの身に何かあったら、置いていった意味、全然ない。冥界のとき、”連れてくるのではなかった”　と後悔してましたが、今回何かあったら後悔じゃすまないよ。きっともう立ち直れないと思う。兄だけじゃなく私も。

相手の方が一枚上手としても、空回りする兄がやっぱり兄ファンとしてはすっきりしない。それでもようやく罠だとわかったんだから、ここから名誉挽回して欲しい。曲霊逃がしました、琥珀くんもりんちゃんも守れませんでした、じゃあまりにも・・・ねえ？

あれだけ華々しい爆砕牙のデビューをしたあとで、こんな展開になるなんて。あの時は　”やっと兄上の時代がくるのね”　とほくそ笑んでいたのに・・・。
今週はね、兄ファンの私でも兄が不甲斐なく感じてちょっとテンション下がり気味。先週の扉絵がすごく寒々しく感じちゃう。

それでも兄が絶対何とかしてくれる、とやっぱり信じています。

拍手御礼です。