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昨夜のアニメ 「あらしのよるに」 にはやられちゃいました。

新聞のテレビ欄の ”種族間の違いを超えて・・” という紹介文を読んで、ピピッと反応した私。
「おっ、殺りんか?」 と、よく読んでみると ま、お子さまアニメね。

と思いながらも、とりあえずチャンネルを合わせ、雑用をしながら最初のうちは見てたのですが、いつの間にか引き込まれ、真剣に見ていました。

あらしのよるに出会った、オオカミとヒツジ。本来なら敵同士の異種族なのに、ひょんなことで友情が芽生えちゃいました。
でもそれが原因で、両方の種族から爪弾きにされ、二匹で新天地へ向かいます。

途中吹雪に見舞われ、雪洞に数日閉じこめられてしまいます。お腹がすいたオオカミ君、ヒツジ君を見て、つい本能がうずきます。
でも、”友達のヒツジ君を食べるなんて、オイラはなんて事考えるんだ!オイラのばかばか!” とか”おい、腹のムシ、鳴くなよぉ” とか言って、一生懸命自分を押さえます。

そんなオオカミ君を見て、ヒツジ君は 「いいよ、私を食べて」 と言います。
「このままでは、ふたりとも餓死してしまうよ。それだったら、私が君に食べられて、君が私の分まで生きてくれるほうがうれしいよ。」
うーっ、なんて泣かせるセリフ。
「オイラたち、あらしのよるに出会わなければよかったのに・・」 とおおかみ君は号泣します。
私も号泣、今もこれ書きながら、ちょっとウルウル・・。

もともと涙腺はゆるいほうですが、それでも 「タイタニック」や「マディソン郡の橋」 では泣けなかった。
でも、このシーンには、やられちゃいました。
私にもこんなピュアな心が残ってたなんて。(見ようとした動機は不純だったけどね)

これって、オリジナルアニメなの? それとも以前に公開されてたのかしら?
冒頭のシーン、今度はちゃんと見てみたいな。
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