兄上と冥加じーちゃん

昨日、２巻を読み返していて、冥加じーちゃんがこう言ってました。”鉄砕牙は　（中略）　人間をいつくしみ、守る心がなければ使えぬ刀”　と。

ということは、今なら兄上、充分使いこなせる、ということですか？　尤も、今更いらんでしょうけど。鉄砕牙の機能自体は難なく使いこなせても、今までは結界に拒まれて、兄上の思い通りにはならなかったけど、”りんちゃんを慈しみ、守る”　という心が芽生えた今は、もう鉄砕牙も兄上を拒まないとは思うのですが。

ああでも、りんちゃんを守る、と思ったときは、天生牙が反応したか。

いや今回は鉄砕牙の話じゃなくて、冥加じーちゃんって、兄上のことどう思ってるのかな、と思ったのですよ。もともと冥加じーちゃんは犬父の家臣　（？）　だったと思うのですが。だからそのご子息である兄に対しても、”殺生丸さま”　と一応は敬称をつけて呼んでいる。なのに２巻では、”殺生丸さまのお体にて、試し切りなさいませ”　などとすっごいこと言ってる。

過去に何かひどいことされたのかしら？　多分鉄砕牙がらみで、きつい攻めを受けたのでしょうね・・・。その恨みつらみから、たとえ尊敬する犬父のご子息であろうと、殺せるものなら殺したい、と思っていたのでしょうか？　このあたりを考えると１本お話が書けそうですが、兄上と冥加じーちゃんのからみのお話も何だかなあ・・・ですよね　（＾＾；

必殺のデザインをせっかく七夕限定に替えたのはいいけど、更新しなきゃ意味ないだろう、ってことで、七夕までには２話くらいＵＰさせます、いや、するつもり、多分するかな・・・？　（笑）

そう言えば七夕の夜、本家本元の必殺の新作が、テレビ放映されるみたいです。リアル必殺を知らない方たちは是非ご覧になって、少しでも必殺の雰囲気分かってくれればな、と思います。