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殺りんにしても、いま連載している必殺にしても、ジャンルで言うと 「時代小説」 の一種です。だから現代物を書くよりも、調べることがたくさんあります。文字として書かれなくても、知識として知っているかいないかで、その書き方もすごく違ってきます。
例えば、普通に 「刀を抜く」 って書いても何の支障もないのですが、鯉口や ”はばき ”の知識があればもっとリアルティーが出てきます。日本刀というのは、すぐにエイヤっと抜けるわけではなく、刀に ”はばき” と呼ばれる金具がついていてそれが鞘 (正確にはその先端部分の鯉口) を噛んでるのです。だから刀を抜くときは、左手で鞘を持ち、左手の親指で ”はばき” だけを外して、それから一気に抜くのです。それを 「鯉口を切る」 とか 「鯉口をゆるめる」 と言います。ただ単に 「刀を抜く」 と書くよりも、その一連の動作を描写することで緊迫感が出たりします。
そんな小技にこだわる前に、全体を良くしろ、というお言葉が聞こえてきそうですが、書き散らかした駄文は駄文なりに、苦労していると言いたかったわけで・・(^^;
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ににぎ
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