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太晨宮にもぐりこんだはいいけど中々帝君に会うことができない鳳九ちゃん。まあ入りたての一番下っ端なので仕方ないのですが、加えて皇太子の従妹には意地悪されるし先輩侍女からはこき使われる毎日。そうして今日も、花瓶に挿す桃の花を切っています。そこへ司命星君がやってきて「桃の花とは風流ですね~」と声をかけます。星君はただ思ったことを口にしただけですが、絶賛やさぐれ中の鳳九ちゃんは素直に受け取れず「帝君の影さえ見てないし、ここに来た目的さえも忘れてこんなことしてるのを馬鹿にしてるんでしょ!」と拗ねちゃってます(ΦωΦ)

でも駄々っ子の扱いの心得がある星君は優しいです(方向間違ってるけど!笑)

帝君は四海八荒の大事以外には一切関心がない——超然とした神仙だ

これこれ!こういうのが聞きたかったし萌えるのよ!!
前回の 気難しい と並ぶ萌えワード♡帝君はこうでなくっちゃ!!(笑)

だから恩返ししなくても構わないよ帝君は気にしないよ(^_-)-☆と慰めてくれますが、鳳九ちゃんも中々の頑固ちゃん。絶対恩返しする!と言い切ります。普通だったらいい加減呆れるか怒るかですが、デキる従者は違います。今度は鳳九ちゃんが選んだ花を星君が褒めて、それで拝謁の機会を作りましょうと言ってくれて、ほんといい人☆彡

でもね、いざ帝君に会えるかもと思った鳳九ちゃんが急に不安になって「太晨宮にもぐりこんだことがバレたら怒られる…」と今さらそれ言う!?なことを口にすると「恩返しするために侍女にまでなったと知れば怒るどころか感動しますよ」って……それ帝君のこと全っ然分かってないからね!←ある意味当たってるけど(^O^)

場面変わって、座所に飾ってある桃の花を眺めている帝君。桃の花って九尾狐族と縁がある花なんですが、う~ん…それで鳳九ちゃんを連想してるのかは分からない…今までの様子だと花鳥風月を愛でるタイプって感じじゃないけど、帝君って絵を描く方でもあるんですよね。純粋に綺麗な花だ、くらいは思ってそう。だから星君も花を小道具に選んだのかな。

それはさておき。側に星君と第三皇子がいます。最初第三皇子も計画の一端を担ってるのかなと思ったけど、たまたま居合わせていて、それで急遽第三皇子を第三者の立場にしたって感じっぽい。

第三皇子は、成玉元君曰く名うての女たらしだそうです。天君の息子ですが三番目という気軽な立場に生来のナンパな性格で結構自由な生活をしているみたいです。ええとこのぼんぼんって感じかな(笑)。太晨宮にも自由に出入りしているみたい。

最初星君が花を褒める予定だったのですが、先に第三皇子が褒めちゃったので急遽計画を変更し、第三皇子の性格を知った上で「新入りの宮女が選んだんですよ」と言うと、案の定第三皇子は新入りの宮女に興味を示しました(笑)。第三皇子を上手く乗せて鳳九ちゃんを呼びに行くところまで計画は進むのですが、何かうさん臭さを感知したのか、帝君はチラッと視線を向け、こいつら何を企んでる…?というお顔です(ΦωΦ)

星君に連れられて鳳九ちゃんがやってきましたが、帝君は新入りの宮女になど興味がない様子でずっと桃の花を見ています。が、鳳九ちゃんが拝謁するとその声に反応して鳳九ちゃんに顔を向けます。(おまえか…)という表情のまま無言の帝君におそるおそる顔を上げた鳳九ちゃんですが、帝君の眼圧に怖気づいてしまいます(可愛い♡)。取り繕うようにその場にいた第三皇子に拝謁するのですが、そこへ成玉元君まで登場します。そこから話は鳳九ちゃんそっちのけで変な方向に進んでいき、帝君も馬鹿らしくなったのか「そなたらはここでひと芝居を打とうと申し合わせたのか?」と言い残して去って行っちゃいました…シュンとした表情で帝君の姿を追う鳳九ちゃん(;_;)/~~~

残された四人は、また変な方へと話が進んでいきます。鳳九ちゃんの事情を知った第三皇子は、やはり成玉元君と同じことを言います。恩返しの口実で帝君に近づいた女は枚挙にいとまがない。そもそも帝君が命を救うなどとは信じ難い と。

誰もかれもが口を揃えて言う帝君の性格

大好きです♡♡♡!!!

鳳九ちゃんは、嘘じゃない!本当です!と必死に訴えますが、第三皇子はそれを制して一番肝心なことを問いました。

帝君を慕う気持ちはないのか?

さすがです皇子。伊達に遊んでいるわけではないですね(笑)。尤も元君も、太晨宮に入る方法で、お嫁さんになる と言ったとき必死に否定する鳳九ちゃんを見て同じように思ったわけですが、そこは乙女の情け(?)、スルーしてあげてました。

皇子に直截に尋ねられ、あれ…?と何かを思う鳳九ちゃん。

この先の展開が俄然楽しみになってきました( *´艸`)
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