敵役

思いがけず　「創聖のアクエリオン」　というかトーマにときめいちゃってます。レンタル期間（１週間）目一杯に使って５巻と最終巻（９巻）、何度リピしたことか。返却するのがちょっと寂しかったです（笑）。もうどうしてこうも（無駄に）美形の敵役に弱いんでしょうね……（諦）。

敵役と言えば、昔はものすごく分かり易かった。悪者そのものだったから。だけど最近のこういう戦いものでは、敵役＝悪者じゃないから困る（笑）。どうしても感情移入しちゃうから、でもどうしたって主人公には勝てない運命だから、それじゃ一体どういう最期を見せてくれるのか、そっちばかり気になる。

アクエリオンの最終回は、いろいろな意味で私は好きだな。ある意味、そうきたか！　という展開でもあったし。（それよりトーマとアポロとシリウスの最終合体の時、トーマがどんだけ色っぽい声を聞かせてくれるかと、そっちの方が気になってたりして……；；）

あとこのアニメのＢＧＭは主題歌を含め秀逸でした。サントラ盤欲しくなりました。

犬夜叉界での敵役と言えば兄と奈落ですが、兄はともかく、奈落は最近にしては珍しく敵役＝悪者の王道をいってましたね。最後に反則技で（笑）、ちょっとしんみりさせる台詞を吐いた奈落ですが、連載中はずっと憎まれ役を一手に引き受けてましたから。犬夜叉たちに対してえげつない手段を使ってたということもありますが、おそらく奈落の心情を知る機会がなかったからだろうと思います。

犬くんと桔梗に対する憎しみと執着ばかりがあって、その裏にある奈落なりの哀しみを知っていたら、また違った視点で奈落を見たことだろうと思います。留美子先生だってそのあたりのことは承知の上で、でも敢えてそういう場面は描かなかったのでしょうね。それが同じ敵役の兄とは違うところ。でもだからこそ最後の最後に、奈落が漏らしたひと言が大きかったのだろうと思います。

拍手御礼です。

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それぞれ拍手＆連打、ありがとうございました。
いよいよ忙しさＭＡＸの12月になりますが、
「忙中閑あり」　で創作の方の頑張りますｖ