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(左上から時計回りに)
信長の茶会
陰陽屋へようこそ
不思議絵師 蓮十
一鬼夜行
ジャンルで言えば何になるんだろう? 妖し系?
昔からこういうのが好きで、殺りんに嵌るのも納得?(笑)
陰陽屋へようこそは、人間の陰陽師(もどき)と妖狐の少年のお話。不思議絵師蓮十は、絵師本人は人間だけど彼の描く絵が命を持つという。信長の茶会は未読ですが、信長と光秀が地獄から蘇ったという時点ですでに妖し系。
一番最近読んだ一鬼夜行は、妖怪以上に妖怪らしい強面で人間嫌いの人間と、見た目は可愛らしい少年で小生意気な妖怪が繰り広げる明治人情妖怪譚の正統派(?)妖怪と人間のお話。メインの一人と一妖の掛け合いはもちろん、情けない色男や河童の女棟梁などなど、人間・妖怪入り混じったサブキャラたちも魅力的で、現在シリーズ3作出ていますが、一気読みも苦にならないくらい(というか、途中でやめたくない)面白さです。
ところで、この分野なら京極夏彦さんを外しちゃいけないと思うのですが、あのボリュームに戦いて未だ手を出せずにいます…(笑)。
拍手御礼です。
そんな潜在意識があったのかどうか定かではありませんが、思わず表紙買いしてしまった漫画がクリーンヒット。
ある夜見つけた俺様の獲物は、瞬速拉致ってステキな奥さん候補にしました。
で始まるお話は仔ベンガルトラをトラ猫と勘違いして拉致ってしまうツンデレ狼さんと、その後立派に成長してしまったトラさんとのほのぼのと(?)したお話。
もうね、仔トラのつぶらな瞳とピルピルしてるケモミミがかわゆくって、これじゃ私だって瞬速拉致るよっ! 仔殺にもケモミミあったらさぞかしかわゆかったろうな~、とはお約束の妄想(笑)。
「いいかトラ猫、俺様に歯向かってみろ! 頭から食いちぎってやるからな(グルルル)」 と威嚇しながらも、仔トラの仕草ひとつひとつにキューン とする狼さんも可愛い。
仔トラが躓いただけで 「バ、バカヤロウ !! お前フカフカ毛皮の上しか歩いちゃダメだって言ったろうが すりむいたらどうすんだヨ! どこも痛くねーか、オイ?」 とか、エプロン姿の仔トラに 「に、にあうじゃねーか……(テレテレ)」 と焦る姿もまた可愛い(笑)。
瞬速拉致ったのは狼さんですが、実は先に目をつけてたのは仔トラの方で(笑)、出会う少し前、トラ兄に 「狼はやめておけ。無理に連れてきてもすぐに死んじまうし、それに虎を怖がって懐きもしない。側にいたって無駄だぞ」 と言われてショックを受けてました。
それなのに狼さんは僕をみて、まるで宝物をみつけたような顔をしてくれました。
だから 「来るか、トラ猫?」 と差し出された狼さんの手をつかもうと仔トラも手を伸ばします。(この伸ばし具合が超かわゆくって、これまたキュンキュン ←私が、です/笑)
そして
猫? 猫のフリなら怖がらない?
それならどうか
気が付かないで 気が付かないで 狼さん
僕と仲良くなって トラだとわかっても
怖がらなくなるまでは
どうか そばにおいてね……
って……
な、何? この健気なかわゆさ !! 胸きゅんどころか萌え死にする勢いでした(笑)。おまけに仔トラと狼さんが手をつないで歩くシーンの身長差 !! 殺りん好きには悶絶モノです。内容はアレ(…)なのでお薦めはしませんが、売り場で見かけたら裏表紙だけでも見てみて。
「トラさんと狼さん」 / 春野アヒル
拍手御礼です。
地味に創作活動していますが、約4ヶ月ぶりの作業にうまくリズムが掴めず、集中力も途切れがち。そうするとついつい、創作が終わるまでは、と封印していたものたちが私を誘う(笑)。ま、そのひとつの神谷さんCDにはあっさり負けましたが、それでも彩雲国の新刊はGETしてから1週間は我慢していたのに、やっぱり我慢しきれずに手が伸びて……。
だってね、今回の新刊は雑誌掲載時に読み損ねた、静蘭の公子時代のお話と双玉ファンには堪らない双玉ファーストコンタクトのお話が収録されてるんですよ。現在本編では、元公子さまという立場をフル利用して、宮廷内に張り巡らされた陰謀を暴くべく暗躍する元公子さま、というポジションにあるのですが、そのポジション自体はいいとしても、いかんせん登場が少ない(泣)。なので、頭から終わりまで静蘭(清苑公子)というのは久々で、ずっと発売を心待ちにしてたのよ。GWは心ゆくまで静蘭に浸れるわ~という目論見は、さっさとお話を仕上げなかった自分の不甲斐なさが原因ではあるけれど、結構な焦らしプレイでした……(笑)。
短編だし、その1編だけ読んだらまた創作に戻ろうね、と自分にお約束して(笑)読み始めたのはいいけれど、あまりにも悲愴な内容にわくわく感なんてあっと言う間に吹っ飛んで、ず……んとテンション下がっちゃった。
静蘭の過去というのは物語の最初ですでに明かされてはいましたが、公子時代の突っ込んだお話は今回が初めて。流罪になったあともかなり凄惨な体験をしていましたが、それ以前も陰謀渦巻く宮廷とはいえ、輝くべき子供時代があれじゃねえ……。いくら頭が切れて、子供らしからぬ処世術を身につけていたとはいえ、やっぱり子供には変わりはなく、まわりの大人たちの容赦のなさにはほとほと心が挫けそうでした。大人たちの言い分は確かに正論で政治的には正しいのでしょうが、それをそのまま子供にぶつけるというのも酷だなあ……と。この短編だけ読むと全く救いがない。その後紅家に拾われて新たに静蘭という名前をもらったあとの人生が幸せだとわかっているからそれでも何とか耐えられたけど、こういう 『痛い』 お話って実はすごく苦手。続く双玉ファーストコンタクトのお話も、楽しみではあるけれど、静蘭の人生で一番悲惨な時代ですから、続けて読む気力がない。(これはさっさと創作に戻れと言うこと?/笑)
あっでも、センカ王のビジュアルが見られたのは嬉しかったですv
ここからちょっと愚痴というか疑問なのですが。
こういうライトノベルにここまで悲惨なお話って必要なのかしら。
というか作者はどこを目指しているんだろう。
物語の当初にあった中華ファンタジー色がいつの間にか影を潜め、気づけば政治色の濃い宮廷物語になり、物語の主要人物たちのこれまでを(現段階では)徹底的に否定している。確かに成長するためには試練も必要かもしれないけど、その否定の仕方が半端じゃなく、かといって徹し切れていない部分もある。そもそも 『彩雲国物語』 にファンが求めてるのってそういうものじゃないと思うし、少なくとも読んだ後に憂鬱な気分になるようなお話をライトノベルには求めてないと思うんだけど……。
今回の後書きで本編もいよいよ最終章に入るようなことを書いてありましたが、愚痴や文句を言いながらもやはり楽しみにはしています。いろいろ寄り道はしましたが、彩雲国らしいラストを期待しています。
拍手御礼です。
『妖』 という言葉にピピッと反応し、『人と妖の恋物語』 と聞けばそわそわするのは殺りんファンのサガというもの。さらにそのお話が神谷さんメインでCD化されると聞いた日にはいてもたってもいられなくなるわけで(笑)。
と言うわけで、そのお話を読みました。殺りんとは状況の違う妖と人間の恋物語ですが、可愛らしく切ないお話でした。妖の紺(こん)が可愛くて可愛くて、一途に相手を慕う姿はりんちゃんとも重なるかも。
以下感想ですが、BL風味なのでご注意下さい。
・作家買い
・裏をひっくり返してあらすじチェック
・後書きから内容を推測
・新聞や雑誌の書評
・ざーっとナナメ読み
などなどいくつかあると思うけど、これが 『ライトノベル』 という分野になるとイラスト、というのがかなり重要な位置を占めると思います。
普通の書籍ならまずは内容からなのに、ライトノベルとなるととりあえず表紙絵が自分の好みか否かで判断するのは私だけではないと思うのですが。もちろん好みの絵だけど内容をざっとナナメ読みしたらそうでもなかった、というのは多々あります。でもそれだけ視覚から入る情報はインパクトが強い、ということ。最終的には内容なんですが、興味を引かれた本が2冊あってどちらかを選べと言われたらやっぱり買うのは好みの絵師さんの方。最近では出版社もそのあたりを狙って美麗絵師さんをどんどん起用してる。
ライトノベルは昔々のコバルトシリーズとたまにJune系を読んでたくらいですが、その頃に比べると格段に絵は綺麗になってます。こうなると今度はイラストに騙されたぁ~という現象があるから、それはそれでやっかいなんですが(笑)。
とにかく私の場合、ライトノベルを購入するときイラスト基準にする割合が大きいわけですが、当たり外れはだいたい6対4かな。これっていい方なのか悪い方なのか判断は微妙ですね(笑)。
清澗寺一族シリーズはまずはイラストに目を惹かれ、そのあとあらすじとナナメ読みで買いを決めた本。これは私的に大当たり。特に4巻の冬貴パパ編は絵師さんも力入ってるな~って感じです。表紙絵も作中の挿絵も素敵なんですが、後ろの見開き(?)の絵が特に妖艶で……。もし内容がハズレでもその絵を眺めてるだけでいいや、くらい(笑)。実際は内容も素敵でしたが。
でも、普通の本屋さんで買うにはちょっと勇気がいるかも(笑)。私くらい年季が入った心臓であればOKですが(爆)、普通のお嬢さんは某密林さんにポッチした方がいいかな。表はそうでもないけど、裏表紙のカットが微えろ。中はかなり濃ゆいですが、ちび冬貴パパ(何か言い方変?)は超絶かわゆいです。だけどやっぱりちびのくせして色っぽい(笑)。