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趣味の部屋の中の、本のコーナーで源氏物語について書いてたとき、ふと思ったのが,現代語訳の源氏物語って、実は二次創作ではないかと。

厳密に言えば、全然違うし、レベルもものすごく違いますから、訳者の方達に叱られそうですが。

私たちの書く二次創作と完全に違うのは、決して原文から離れない、ということでしょうか?
だから、未来設定とか、原作中のサイドストーリーとかいうのは、絶対ないですね。

ではどこが二次創作か。
いわゆる ”行間” を文字として表現することでしょう。兄上で言えば、「・・・」や「!」 の台詞を、想像して表現するようなものです。

瀬戸内源氏の 「女人源氏物語」では、さらに一歩すすんで、全く架空の人物ではないけれど、原文では出てこない、女君たちのおつきのひと ”侍女” というのを登場させて彼女たちを語り部としてお話を進める、という手法をとっています。
いわゆる、オリキャラ?

古くは与謝野晶子、現代では瀬戸内寂聴さん、田辺聖子さん etc・・。そしてあの、川端康成も準備していたそうです (その前に自殺しちゃったけど)。

そう考えると、(広い意味での) 二次創作って結構昔からあったことなんですね。


追記 新作UPしました。今回ちょっと長いです。
    ほのぼの殺りんを目指しました。

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鉄砕牙の能力を奪い取って、闘う術もない犬夜叉に向かって、容赦ない攻撃をする兄上。
いかにも兄上らしい。
天生牙を譲り渡すと言うことは、こういうことなんだと身をもって教える兄上。
鉄砕牙が犬夜叉を使い手に選んだとしたら、その力を見せてみろ、と。
二振りの刀を諦めようとしている兄にしてみれば、ここまでしないと納得出来ないのでしょうね。

そんな兄弟の闘いを見て、「ここがつけいる隙だ」 などと言ってる奈落。
ほんと奈落ってひとの心を操るのが上手いもんだ。相手の弱点をピンポイントで攻める。
今回兄上は、まんまと奈落の思惑に乗ったわけではないけど、奈落にしてみれば理由なんてどうでもいいことなんだろうね。
要は、犬夜叉さえ殺してくれればなんだっていいわけ。
以前りんちゃんをさらったのも、結局はそこ。
でもいつか必ず ”策士、策に溺れる” 日がくるからね。覚悟しておきなさいよ。

なんて奈落のことなんて放っておいて。
辛うじて兄上の攻撃をかわし、妖怪化した犬夜叉。
鉄砕牙が犬夜叉の妖力を求め、さらに共鳴した天生牙から奪われた鉄砕牙の妖力が流れ込みます。
ようやく反撃にでた犬夜叉。
風の傷を繰り出しますが、そんなくらいじゃやられるわけのない兄上。
”タン” なんて相変わらず優雅ですな。犬君は ”ダン” ですよ。

俄然やる気の出た犬君。「金剛槍破も返してもらうぜ!」と意気込みます。
ならば、この技も奪い取ってみろ、とばかりに ”冥道残月破” を繰り出す兄上。ってとこで 続く です。

今回兄上の、「戻りたいか。犬夜叉の所に・・・」というセリフ。
すごーく悲しくて切なかった。
兄上がどんな形で取り返そうとも、鉄砕牙は決して兄上に服従しようとはしないのですね。
それが鉄砕牙自身の答えなんでしょう。
”たとえ身体は売っても(たとえ技は盗まれても) 心は売らないわ(心は犬夜叉のものよ)”
って、例えが違う!
でもね、この台詞をいったコマの前の2コマも含めた3コマの兄上の表情、すごく悲しそうだった。

もういいよ、おにーちゃん・・。父上ももう充分でしょう?
犬君もそろそろにーちゃんの真意、わかってやれよ、と思った回でした。
各地から桜のお便りが届いてますが、私の住むところも例年より1週間も早く桜が咲きました。

今日は午後休がとれたので、友人とふたり、市内の桜名所の公園で、コンビニのおにぎりとお茶でお花見ランチをしてきました。

平日の昼間ということもあり、騒がしい酔っぱらいや若者グループもいなくて、親子連れや老夫婦達がのんびりと桜を眺めながらお散歩してるという、まことに平和な昼下がりでした。

ここ数日間、サイトの変更・追加作業でずっとパソの前にいた私にとっても、久々にゆっくりできた時間でした。

なんでこんなに桜が愛されるのでしょう?

数年前になりますが、父方の祖母が3月の半ばに亡くなったのですが、天寿を全うした形で亡くなったものですから、ある意味幸せでもあったかと思います。
でも葬儀の時、父が 「もう少しで桜を見られたのに。ばあちゃん残念だったね」 と言った台詞が妙に今でも心に残っています。

私の大好きな西行法師の和歌、”ねがはくは・・” というものは、日本人のDNAに組み込まれてるのかしら?

いにしえより歌い詠みつくされた感のある桜ですが、現代でも若いミュージシャンたちによって、新たに桜の名曲が生まれる。ほんと、不思議な花ですね。(最近ではアンジェラ・アキさんの歌、感動しました。)

なんて、情緒のあることを友人と話してたのですが、最後の締めは公園近くにあるお団子屋さんの ”開花期間限定・花見団子” を求めてさっさと桜のもとから移動です。

結局は ”花より団子” なのです。
昨夜のアニメ 「あらしのよるに」 にはやられちゃいました。

新聞のテレビ欄の ”種族間の違いを超えて・・” という紹介文を読んで、ピピッと反応した私。
「おっ、殺りんか?」 と、よく読んでみると ま、お子さまアニメね。

と思いながらも、とりあえずチャンネルを合わせ、雑用をしながら最初のうちは見てたのですが、いつの間にか引き込まれ、真剣に見ていました。

あらしのよるに出会った、オオカミとヒツジ。本来なら敵同士の異種族なのに、ひょんなことで友情が芽生えちゃいました。
でもそれが原因で、両方の種族から爪弾きにされ、二匹で新天地へ向かいます。

途中吹雪に見舞われ、雪洞に数日閉じこめられてしまいます。お腹がすいたオオカミ君、ヒツジ君を見て、つい本能がうずきます。
でも、”友達のヒツジ君を食べるなんて、オイラはなんて事考えるんだ!オイラのばかばか!” とか”おい、腹のムシ、鳴くなよぉ” とか言って、一生懸命自分を押さえます。

そんなオオカミ君を見て、ヒツジ君は 「いいよ、私を食べて」 と言います。
「このままでは、ふたりとも餓死してしまうよ。それだったら、私が君に食べられて、君が私の分まで生きてくれるほうがうれしいよ。」
うーっ、なんて泣かせるセリフ。
「オイラたち、あらしのよるに出会わなければよかったのに・・」 とおおかみ君は号泣します。
私も号泣、今もこれ書きながら、ちょっとウルウル・・。

もともと涙腺はゆるいほうですが、それでも 「タイタニック」や「マディソン郡の橋」 では泣けなかった。
でも、このシーンには、やられちゃいました。
私にもこんなピュアな心が残ってたなんて。(見ようとした動機は不純だったけどね)

これって、オリジナルアニメなの? それとも以前に公開されてたのかしら?
冒頭のシーン、今度はちゃんと見てみたいな。
趣味の部屋作りの作業が思ってたより手間取って、細かい修正も含めてさっき何とか一段落しました。まだ、ほんの一部ですがメインの 「殺りん」 と同様少しずつ作業を進めていきたいと思います。

サンデー感想もそうだけど、映画の感想を書いてて、いやはやなんと稚拙な文章だ、と軽い自己嫌悪です。
評論家でも解説者でもないから、自分の思ったままを書けばいいだけなのですが、それにしてももう少し書きようがあるだろう! という感じです。

感想文・・・、遠い昔の夏を思い出します。

小学6年のときだったかな、「走れメロス」という太宰治の作品がありますよね。
夏休みの宿題の感想文に、この作品を選んだのですが、私の書いた感想は以下の通り。

”友達の命を危険にさらすなんて、メロスは間違ってる。
たとえ、自信があっても 万が一 ということがある。犠牲にするなら友達の命じゃなくて自分の命だ。こんなの友情じゃない”

というような内容を書いたのです・・。あの、天下の太宰先生にむかって! ですよ・・。その時の担任は、今考えるとかなりいいひとだったのでしょう、「ま、こういう考えもありだな・・」と苦笑いしてました。

今にして思えば、感想なんてひとそれぞれではあるけど、まず作者が伝えたいことを理解した上で、同意なり反論なりの感想を言うべきなのでしょう。
私の場合、その作者の意図をすっ飛ばして、自分の考えを言っちまった、愚か者です。

作者の意図を読む、この能力は未だございません・・。
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