筆頭！

ここ１０年くらい、単発でいいなと思う楽曲はあっても特定のアーティストに傾倒するまでには至らずでしたが、久々に　「ライブに行きたい」　と思うアーティストに巡り会いました。

それも何て言うか、自分でも思いもよらなかったヴィジュアル・ハードロック系バンド。それまで彼らに対するイメージは　「派手な格好したあんちゃんたちが絶叫して歌ってる」　くらいで、はっきり言って好んで聞くジャンルではなかったのですが。

ところが、３ヶ月くらい前にたまたま聞いた曲に衝撃を受けて。
初めは歌詞の意味がよくわからなかった。でもそれはやたら外国語が混じってるとか、早口で聞き取れないとかじゃなく、ちゃんとした日本語なんだけどまるで戦国時代にタイムスリップしたような感覚。

で、さっそくいろいろ調べてみたら、彼ら――陰陽座というバンドなんだけど、全楽曲の歌詞は全て日本語であり、それも古語がほとんど。＜いや、これじゃわかんないのも無理ないよね（笑）。
かといって、ただ闇雲に難解な言葉を連ねてるわけではなく、それはまるで一編の映画を見るような言葉の世界。

さらにハードロック・ヘヴィメタルでありながら、テーマはいずれも和。
私が初めて聞いた曲は伊達政宗をテーマにした曲だったのですが、いやいや超格好いいんだ、これが。＜思わず、筆頭！　と叫びたくなった（笑）。その他にも義経をテーマとした組曲（！）とか、安達ヶ原とか、甲賀忍法帖とか。

まあ、外見はヴィジュアル系ということもあってそれなりに……ですが（笑）、このバンドの特筆すべきは歌詞だと思うのね。一度聞いただけではおそらく理解できなくて、歌詞カードをじっくり読まなくちゃならないと思うけど、読めば読むほどすごい世界観だってわかるから。日本語の奥深さに感動すると思う。

まあでも得てして、こういうバンドは好き嫌いがはっきり分かれると思うのでここで布教活動（笑）はしませんが、ちょっと気になった方は検索で覗いてみてください。

しかし。
是非一度は彼らのライブに行きたいと思いつつも、こういうヴィジュアル系バンドにはファンもいろいろお約束ありそうで。メンバーと同じコスプレをするとかお約束の小物を持つとか……。この年になって、そ、それはちょっと恥ずかしい……かも（笑）。

拍手御礼です。

>8月31日　0時　6時　11時　16時
>9月1日　9時
>2日　20時　22時
>4日　23時
>6日　5時
>9日　10時　14時　22時　23時
>11日　0時
>12日　18時
>13日　20時
>14日　23時
>15日　1時
>16日　0時
>17日　8時
>18日　20時

すっかり雲隠れ中にもかかわらず、拍手＆連打ありがとうございましたｖ
ようやく暑さも落ち着いて脳内沸騰もおさまってきましたので、ずっと離れていた創作にそろそろ戻ります。