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誰が?って、神谷さんです(笑)。
ところで。
東京大学・大学院教授の姜尚中さん。最近よくテレビでお見かけする(暮れの紅白にも出てらっしゃいましたよね)ほかにも、「悩む力」 という著書が話題になっている方。
私が初めて姜さんを知ったのはNHKの歴史番組。ゲストとして招かれていた姜さんが落ち着いた低音で、複雑な歴史的背景をゆっくりとわかりやすく語られる解説にどうしてだか 「ああすごい、この人」 と唐突に思ったものでした。続けて他日、別番組でもお見受けしたのですが、他のゲストの方々が早口だったり話があっちこっちに飛んだりする中、姜さんの落ち着いた口調、わかりやすく丁寧な話しぶりは変わりありませんでした。それでふと思い出したのが、作家・井上ひさしさんがおっしゃたこと。
以前にも書いたことがあるのですが 『難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを面白く、面白いことを真面目に書く』 という言葉。ある意味抽象的なこの言葉がどういうことなのかを、姜さんは話し言葉という形で示してくれたようでした。
言葉や文字というのは相手に伝わってこそのもの。時々、まるで読者を試してるのか或いは書き手の自己陶酔なのか、小難しい言い回しや難解な熟語、難読な漢字を多用した文章をみかけます。やさしく書かれた文章に比べ、つい 「格が上」 と勘違いしてしまったり、そういう文章を理解できない自分を情けないと思っちゃたりしますが、いやいやそれは書き手(話し手)の方が悪いんです。と、私は思うけど。
だからといって単にやさしい(平坦な)文章がいいのかというとそうでもなく、多分それが上記の井上さんの言葉になるんだろうなとも思います。日々精進……(笑)。
レスです。
>ハヤキさま
私のわがまま聞いてくださって本当にありがとうございます
ハヤキさんの書かれるお話が読めるならそれ以上に嬉しいことはありませんので、どうぞお時間などは気になさらずに。おあずけワンコのようにいつまでも待ってます(笑)。